マンション売却を考えているとき、こんな気持ちになったことないですか?
「ちゃんと高く売れるかな」「不動産会社に騙されたりしない?」「そもそも今売っていいの?」
調べても調べても不安が消えなくて、結局なかなか動けない——。
実は私、マンションや一戸建てを3回売った主婦です。しかも宅建士の資格を持っています。
それでも、後悔しました。
この記事では、私が3回の売却で「しまった」と思ったこと3つを、包み隠さず書きます。同じ失敗をしてほしくないし、今まさに売却を迷っている方の参考になれば嬉しいです。
※売却の全体的な流れを知りたい方はこちらも合わせてどうぞ。
→ マンション売却の流れ全8ステップ|3回経験した宅建士が期間・費用も正直に解説
後悔① 600万円の値下げ。あのとき私に知識があれば
1回目の売却は、横浜のマンションでした。
購入価格は3,600万円。売れた価格は3,000万円。
600万円、負けました。
「値下げは交渉次第でしょ」って思いますよね。私もそう思っていたんです。でも実際は違いました。
売却活動をしている最中に、近隣に同じ価格帯の新築マンションが建ったんです。そうなると買い手候補は「同じ値段なら新築がいい」となる。当たり前ですよね。
こうなってしまうと、こちら側でできることはほぼありません。値下げを受け入れるしかなかった。
あとから気づいたのですが、値下げになるかどうかは、交渉よりも前の段階——物件選びのときにほぼ決まっているんです。
2回目の売却では、査定額そのままで成約しました。値下げゼロ。違いは交渉力じゃなくて、物件の競争力でした。「この物件じゃないとダメ」と思ってもらえるかどうか、それだけでした。
✏️ この後悔から学んだこと
マンションを買うときから「売るときのことを考える」だけで、将来の値下げリスクが大きく変わります。駅近・ブランドデベロッパー・管理の良さは、売るときの武器になります。
後悔② 引越しうつになるなんて、思ってもいなかった
これ、主婦の方には特に読んでほしいんです。
2回目の売却は、16年間住んだマンションを離れるときでした。引越しが終わってしばらくして、眠れなくなりました。
理由もなく涙が出る。何もやる気が起きない。「あそこにまだ住んでいたかった」という気持ちが消えない。
病院に行ったら、「引越しうつ」と言われました。薬をもらいながら、しばらくそのまま過ごしました。
主婦にとって「家」って、ただの建物じゃないんですよね。いつものスーパー、顔なじみのパン屋さん、子育てのときに一緒だったご近所さん。その全部ごと手放すことになる。
気持ちが切り替わったのは、宅建士の勉強を始めてからでした。「不動産をちゃんと学ぼう」と決めたら、少しずつ前を向けるようになって。今こうしてブログを書いているのも、あのときがあったからです。
でも正直、もっと心の準備をしておけばよかった、と今でも思います。
✏️ この後悔から学んだこと
引越しうつは珍しくないです。特に長く住んだ場所を離れる場合は要注意。売却を決める前に「引越し後の自分」をリアルに想像してみてください。新しい楽しみや目標を先に用意しておくと、気持ちの切り替えがずっと楽になります。
後悔③ IFAの手数料、ちゃんと確認すればよかった
マンション売却で大きな資金が手元に入ったとき、「これ、どうしよう」ってなりますよね。
私もなりました。ネットで調べてIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に相談したんです。
IFAって、銀行でも証券会社でもない、第三者の立場でお金の相談に乗ってくれる人のことです。「中立的な立場でアドバイスしてくれる」というイメージで、信頼できそうと思っていました。
ただ、気になったのが手数料の仕組みでした。1社目の時は完全無料の投資商品提案だったんですが見えない購入時手数料が2、3割もあった。これでは本末転倒。IFAが儲けるための商品。2社目はインデックス投資信託を提案してもらったんですが、年間1%の手数料がかかるモデルでした。「たった1%」って思いますよね。でも、たとえば4,000万円なら年40万円、20年で800万円です。ただ、初めて株式で大きなお金を動かすという点では良かったのかもしれませんが、
いづれにしてもこの経験が、私にとっての転換点になりました。「誰かに全部任せるんじゃなくて、自分でちゃんと学ぼう」と決めたんです。
そこからインデックス投資を自分で調べて、少しずつ運用を始めました。最初は怖かったけど、勉強すればするほど「これは自分でできる」と思えてきて。
結果、売却で手にした4,500万円が、数年後に1億円を超えるまで増えました。IFAへの後悔が、一番大きな「きっかけ」になったんです。
どうやって運用したか、何に投資したか、引越しうつから立ち直ってどう動いたか——その全部をこちらの記事に書いています。
→ マンション売却の手取り4,500万が1億円になった話|主婦が実践したインデックス投資の全記録
✏️ この後悔から学んだこと
売却後の資金運用は「誰かに任せる前に、自分でも基本を学ぶ」ことが大事。手数料の仕組みを確認するだけで、長期的に数百万円の差が生まれます。
それでも、売ったことは正解だったと思っています
3つの後悔を書いてきましたが、「売らなければよかった」とは一度も思っていません。
600万円の値下げは、「物件パワー」という大事な視点を教えてくれました。引越しうつは、宅建士という新しい目標につながりました。IFAの経験は、自分で投資を学ぶきっかけになりました。
後悔は全部、次につながっていました。
今、売却を迷っているあなたへ
大きなお金が動くから、なかなか踏み出せないですよね。
不満があっても、「まあいっか」と我慢してしまう。「もう少し待とうかな」と先送りしてしまう。主婦ってそういうところ、ありません? 私もそうでした。
でも、悩んでいる時間の方がもったいないと今は思っています。やむを得ない事情で売らなければならないこともある。市況の良いタイミングを逃してしまうこともある。
2025〜2026年の不動産市況は、都市部を中心に価格が高い状態が続いています。迷っているなら、まず無料査定だけ受けてみてください。査定は無料で、売る義務もない。「自分の物件が今いくらか」を知るだけでも、気持ちの整理がつくことがあります。
一歩踏み出すだけで、見える景色が変わります。
よくある質問
後悔しないために一番大事なことは何ですか?
複数の不動産会社に査定を依頼することです。
1社だけに任せると比較ができないので、査定額が適正かどうかわかりません。
無料でできるので、まず複数社に当たってみてください。
引越しうつになったらどうすればいいですか?
まず病院に行くことをおすすめします。
私も薬をもらいながら、新しい目標(宅建士)を見つけることで少しずつ回復しました。
一人で抱え込まないことが一番大事です。
売却を決めてから後悔することはありますか?
あります。でも私の場合、売ったこと自体を後悔したことはありません。
後悔はあくまで「もっとこうすればよかった」という方法への後悔です。
迷っているなら、まず査定だけ受けてみてください。情報を持っていた方が、後悔は少なくなります。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。迷っているあなたの背中を、そっと押せますように。

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